夢をかなえました。

みーちゃんは卵巣がんの体験者 再々再発💦という経験をしています。

彼女とは2017年浜松開催「がん治っちゃったよ!全員集合!」の講演会のロビーで初めて会いました。「会いたかった!」と駆け寄ってくれて「私、出演者じゃないんですけど💦」と言ったのを覚えています。

小澤編集長の「ガンの辞典」で私のことを知り、がんのプロセスが自分と似ていると感じ、私のFacebookを見てくれていました。そして浜松に出没することを知り、会いに来てくれたのです。

彼女も笑いヨガと出会っていました。リーダートレーニングも受けていました。

笑うことの健康効果を知り、自分が発した言葉は、自分が言われたと脳が勘違いをする、言葉は自分に返ってくることを知りました。

いつもポジティブな言葉を使わなくてはいけない!そう思った彼女はつらくなりました。


彼女は「短歌」を学び楽しんでいました。

でも短歌は、ネガティブな言葉を使うことが多く、私は短歌をやってはいけないのでは?と思うようになったそうです。

笑いヨガをやっている自分と、短歌をやっている自分。

葛藤の中にいました。

再会した時、そんな思いを話してくれました。


でもね。笑いヨガ創始者カタリアは、「ネガティブなことは言っちゃいけない」なんて言ってない。泣いてはいけないとか怒ってはいけないとか言っていません。

自分の感情には正直に向き合うこと、怒ってもいい、泣いてもいい、

でもその感情にいつまでも浸っていないこと、そこに居続けないこと。


カタリアは、心を乱すような思考が湧いたとき、「これは私ではない。私の頭の雑念だ。」と言い聞かせるそうです。「私という存在と自分の頭は同一ではないと認識することで、自分が安全だと感じることができるのです。言い換えると、思考に深入りすることなく客観的に自分を眺めるということです。」そうカタリアは言っています。


「そんなに悲しいこと?」「そんなに怒ること?」と自分に語りかけてみる。

そのうえでちょっと笑ってみる!

自分の気持ちをすべて吐き出して、味わって、そして「スッキリした!」と言ってみて笑ってみたらいい。口にすることに抵抗があるなら、紙に書き出して破り捨てて、丸めて投げ捨てて、「スッキリした!」と言ってみては?

「スッキリした!」の言葉に脳が勘違いをしてくれたら、また前に進めるかも!


彼女は、短歌を続け、「いつか歌集を出したい!」という夢を叶えようと前に進みました。


がんの治療も、たくさん悩んで、たくさん自分の身体と会話して決めていきました。

手術後の痛み止めはどうなんだろう、と相談されました。私は「痛くて笑えないより、薬の助けを借りて少しでも笑ってみたら?!」と答えていました。

とにかく一人で悩まないで、誰かと話して気持ちを楽にする。そんな仲間が彼女の周りにたくさんいることを感じました。

たくさんの経験をして、今は経過観察です。


そして今、私の手元に、夢だった「歌集 桜蘂」が届きました。

彼女の夢が叶いました。おめでとう!!


実は私も、彼女に後押ししてもらっていました。命のマガジン「メッセンジャー52号」の私の体験談を読んだ全国の方が、笑いヨガを始めてくれました。そして、私のところに何人もの方からメール、お電話を頂きました。

「笑っているのに再発した💦」「クラブでは笑えるけど、家に帰ったら笑えない」

「こんなに頑張って笑っているのに、どうして腫瘍マーカーが上がっていくの??」

笑いヨガはがんを治すものではありません。でも、皆さんすがりたい気持ちが先に立ち、笑いヨガに足を運んだと思います。

がんを体験した私だからこそ伝えられるもの「怒ってもいい、泣いてもいい。最後は笑ってみよう!」笑いヨガをもっと学んでみんなに伝えていこう!!そう思い2018年5月ティーチャートレーニングを受けました。


私も夢が叶った今、笑いヨガの仲間にも伝えていきます。

みーちゃんも一緒にね!!

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